反抗期。

75 記憶鮮明編 日常茶飯事。

「さぁや! 俺が楽しみにとっておいたバイブを捨てたな!!」

 まるで俺を捨てたなといわんばかりの叫び。

「……あのね」

 あぐらの忠弘にがばりと乗った。

「楽しみに。って、なに?」

 みるみる傷ついた少年のような表情になった。

「……楽しみにしていたんだ。ずぶりと挿し、乱れイきつづけるさぁやの姿を想像して」

 少年の実態は性欲のかたまり。

「私、ありったけ片づけたよ」
「また俺を捨てたな」

 遠慮したのに。

「なんとかかんとか大人のおもちゃはいや! 忠弘じゃないといやなの!! 片づけて!!」
「何度俺を捨てたら気が済むんだ!!」