75 記憶鮮明編 日常茶飯事。
WED, 22 APR 2009
「さぁや! 俺が楽しみにとっておいたバイブを捨てたな!!」
まるで俺を捨てたなといわんばかりの叫び。
「……あのね」
あぐらの忠弘にがばりと乗った。
「楽しみ。って?」
みるみる傷ついた少年のような表情になって、
「……あれをずぶりと挿し、乱れイきつづけるさぁやの姿を妄想して」
少年の実態は性欲のかたまり。
「私、ありったけ片づけたよ」
「また俺を捨てたな」
遠慮したのに。
「なんとかかんとか大人のおもちゃはいや! 忠弘じゃないといやなの!! 片づけて!!」
「何度俺を捨てたら気が済むんだ!!」