夢の話 清子。

62 記憶鮮明編 夢の話 清子。

SUN, 9 NOV 2008

 私はね。朝、起こしにいくとき例のを最初に見てはいませんよ。弟で慣れております。部屋のど真ん中にあおむけで無防備でも気にしません。ただね。

 その。けさは。そうではなかったので。

 忙しかったのかな。仕事、たいへんだったんだ。自社商品を売ってこいと命じられても、なにをどうすればいいかわからない。
 きのうとは違う毎日。

 営業、たいへんだった?

 さてきょうも、どう熱を冷ましてもらうか。考えましょうか。

「起きてくださーい、朝ですよ。えー。
 ……不能?」

 起きる気配がまったくない。平日なのに、困ったなあ。