冲天の勢いささやかにぶつける

14 冲天の勢いささやかにぶつける

何度も何回もそれとなく伝える
心臓を削られたからこそ強いの
悲しみや苦しみはもういらない
火照るよう幾度となく深く貪る
死を語るその日まで生を語ろう
マルチエンディングならこれが
いま、ときとこころがとまって
見ず知らずの汪溢とした感情が
好きだって何回したらわかる?
なにより必要だとわかってくれ
琴線とくちびるにふれられたら
酔い、ふるえひきずられる情動
これきり、もうなにも望まない
これでやっと過去をふりきれた
紫束と共に得た終わらない未来
さっきまで安らぎ、これからは
ふれた瞬間があなたと私の宝石
過去に戻れるのならあの瞬間を
方法がわからない。なにもかも
非合理な深奥から這い出る衝動
幾度もの仲直り深く優しく強く
うつくしさと激しい衝迫を残す
理不尽な言葉のあとで乱される
きっと危険なほどあまい今から
隠していることあるでしょう?
情熱とはなにかを初めて知った
もう一度熱く長く深くかわして