真情の流露をつたえてください

12 真情の流露をつたえてください

どうして最後にありがとうなの
変わらぬ純情をあなたに捧げる
余裕があればいいのにどこにも
言葉にできない想いを熱に伝え
あなたの一番をわたしに下さい
十年前の約束をずっと覚えてる
これが初恋の味きっと忘れない
噓、あれもうそでもこれからは
百万の言葉よりこの行為を乞う
膝を抱えて泣いているあなたに
背中を追いかけたらふりむいた
情炎が真っ白になって最奥まで
逢えるだけでいいと思っていた
終わりの言葉とはじまりの行為
目が覚めると隣にあなたがいる
艶めいたあなたが迫ってくれる
どきどきと本能がたぎる一秒前
月夜と朝靄の中一度ずつそっと
髪が乱れるほどむさぼりあった
マイナスからたどりついたいま
脳みそだけ動かしてもできない
生き方とキスのへたな人がいい
落ち込んだときに期待している
二度とふれないはずのくちびる
鍵を手中としているのはどちら
ついさっきまで見ず知らずの唇
ふたりで迷いこんだ道をゆこう