荒ぶ神々凍てつく氷を天に砕く

6 荒ぶ神々凍てつく氷を天に砕く

鏡の前でうろうろとそわそわと
助手席の鍵が閉じていて泣いた
手をつないで夜道を歩くだけで
膝枕をしてめがねを預かりたい
もうこうなったらなんでもいい
写真写りを意識しだす。笑顔で
隙なんかどこにもないのに迫る
きっと来てくれると信じていた
しらふでもそうしてくれたなら
このまま時がとまってくれれば
ぼうっと座っていたらいきなり
他人には無口なの信じられない
しらふじゃないからさせないよ
そんなのそういうふうにするの
うそでしょう、ノーガードだよ
目を開けていられないほど君を
下着を盛ったっていいじゃない
底なしの感情もすべて私にだけ
のばした手を当然のように奪う
子どものような笑顔で皆と遊ぶ
知らないうちにさらりと切って
手を入れないほうが好みだった
無口な口説き方をするようには
外堀を埋められたと知ったとき
心地よい汗と体液、流すのなら
見ている先が一緒ではなくとも
一度でいいから体で受けとめて