八月五日 模試明けの日曜日

「う・み、だーーーーーーーーーー!!」
 青い空、白い雲、波の音、水平線いっぱいに広がるでっっかい海! これぞ夏!!

 わたし達は現在、わたしのうちの近くにある穴場な海辺に来ております。海育ちというのに泳げなかったわたしは海辺で溺れるという情けない実体験を期に一念発起、中学のプールで泳ぎ倒し、なんとかこんじょうで泳げるようになったのです。……それでも二十メートルがやっとだったけど! とにかく! 体が水に浮く、というあの感覚を知った中二の夏はとにかく泳いで泳ぎまくった。とはいっても、プールと海はちょっと話が違うから、海では浮き輪でぷかぷか浮いていたってだけが真相だったりもするけれど!
 翌、中三の夏は受験一色。誰よりこのわたしに遊んでいる暇はなかった。来る日も来る日も机に齧りつき、夏の熱さにも冬の寒さにも負けず、あんなに集中したときはなかった。遊びの誘惑よりもなによりも受験を落ちた滑った転んだに恐怖していた一年間。
 しかし! いまのわたしは三百番台といえどもギリギリセーフ、首がうーーんと涼しかろうとも問答無用で高校生! まだ! よって!
 あの、あの中三時代に決意した、もしもまぐれで高校を受かったら絶対ぜーーーーったい泳いで泳いで泳ぎ倒してやろうという誓いを実行すべく、こうして海へとざぶざぶ分け入っている次第なのです! 浮き輪もつけて。
「ウメコ~~」
「けーーーーちゃーーーーーーーん!!」
 ざばざば海の水を掛けて来るのは慶ちゃんこと杉本慶(十六歳)。マークシートを勘で塗り潰させたら右に出る者はいないD高生。なんと環と同じ誕生日の五月一日生まれ、天才が多いというB型。天才というより奇人変人と言っても言われてもしょうがないような気がする今日の頭の色は海に合わせて青と白のツートンカラー。校則ってどうなっているの? それを二つにわけて留めている姿もうーんとうーーんと似合いますっ!
 管内一の韋駄天男に相応しく、慶ちゃんはとってもいい体格。日焼け姿も板につく、逆三角形の痩身な肉体は無駄なく優美で美しい。スラっとしていて引き締まっていて、やっぱり腹筋は割れているし。そういうひとってみんなそうなのかな、脚長ーい。わたしが言うのもなんだけど、これで髪型をぴっとして黙ってタキシードなんて着ちゃったら、なにかの王子様なんじゃないかなあと思うくらいの美形さんです。でも。
 でも出来ればこう、わたしが言えたもんじゃないけれど、もうちょっとおかおの筋肉も引き締めたほうがいいんじゃないのかなー、なんて思うくらい慶ちゃんは、いつもにこにこ天真爛漫の、……みんなに言わせればなーーーんにも考えていない本能そのまま、そこまで言うかな、な笑顔いーーっぱいでじゃれて来るのです。
「泳げないのか~~」
 慶ちゃんはわたしが掴まっている浮き輪を片手でむんずと掴んでゆすって来る。きっと使ったことないんだろうなあ。って、なんかゆさゆさ揺れているぞ。すごい力。
「泳げるよーだ!」
「なんきろ~~?」
 ひえー。キロで訊きますか?
「そ、そういう慶ちゃんは?」
「ひゃっきろ~~」
 ひえーー。嘘でしょうと言えない説得力がありますっ、なんとなく!
「泳げるなら貸せ~~」
 どういう文脈なんでしょうっ。ひえー、慶ちゃんてば、あいた片手でわたしの頭をむんずと鷲づかみ。ぎょえー、それはバスケットボールじゃなくてのうみそなんだってば! それで上から凄い力でぐいって押された。
「ぅー! むー! ごぼあぁがががが!!」
 海の中に沈み込まされ、って溺れさす気か杉本慶!!
 鼻からくちから海水を飲み、必死で海面上に顔をぶはーーっと出すと、
「わ~~い、うきわ~~」
 なんて言っている!! わたしから取り返した浮き輪をこれ見よがしに見せつけて小躍りしつつ、頭の上からかぱっと装着。うう、こっちはまだまだ息も整わないというのに! がほがほぜーぜー言いながら、沈まないよう手足をばたばたさせていると、慶ちゃんがわたしのポニーテールにした部分をむんずと掴んだ。な、なんかこういうこと前にもあったぞ。
「おそろい~~」
「あのねえ!!」
 髪の毛を引っ掴まれてなんとか海へ沈むのを抑えて貰って、ってなんか頭に来るな。と、とにかく息をなんとか整えるべく、慶ちゃんが使っているわたしの浮き輪に掴まった。
 ぜーはーぜーはー言って浮き輪にくたっと寄りかかるわたしに慶ちゃんめ、
「やっぱ泳げないんだろ~~」
 なんて言って来る!
「泳げるもん!!」
「じゃきょうそうだ~~」
 どこからそういう発想が。
「みんなを呼んで来る~~」
 慶ちゃんは突然そう叫ぶなり、浮き輪付きでクロールで海岸へ、凄いスピードで泳ぎ去った。どっひー。あんな抵抗物体を巻きつけてそのスピードかっ。
 競争などというわたしに最も縁遠い言葉どおりにするわけもなく、わたしはしばらくその場でぼけっと立ち泳ぎ。慶ちゃんのあざやかな泳法をぽっかーんとくちを開けて見送った。
 それにしても、呼んで来る? あれ、そういえば、みんな来ないな。慶ちゃんの泳いだ方向を見ると、みんな集団で固まってまだ砂浜の上にいた。慶ちゃんはそこでなにやら叫ぶ、というか雄叫びを上げているのが聞こえて来る。さっさと泳ぐべ、とかなんとか。
 浮き輪をしたままの慶ちゃんは集団の中から誰かひとりを引っ張って踵を返し、怒涛の如く走り出した。な、なにか引っ張られたひとの両足、浮いちゃっているような……なんとなく分かるなあ、その感覚。引っ張られたひとは悲鳴を上げていた。当然だろうな。ってこの声、
「なにをするんだ慶バカ痛い離せぐわぁあああ!!!」
 えっと。どうしてマコのさいごの言葉が言葉にならなかったのかというと、マコの手首を引っ掴んで海へざぶんと入った慶ちゃんが、またしても猛烈な勢いで沖へ泳ぎ出したからです。きっと海の水をたっぷり飲んじゃったと思うなマコ。うんうん、手首を引っ張られると大変だよねえ。
 それにしても慶ちゃん凄いや。ひとひとり抱えて、プラス浮き輪であれだけ泳ぐの速いのなら、大会とかでとんでもない記録出せるんじゃあ。脚がとんでもなく速いとは聞いたし、合同では他を圧倒するスピードだったと聞いているけど、それだけじゃないんだなあ。
 などと、のほほんと友人親友のじゃれあいをぼけーっと見ておりました。なんかですね、すごいんですよ。慶ちゃんはわたしの浮き輪を自分の体からかぱっと外すとマコへずぼんと被せて、それを片手でむんずと掴むとマコごと振り回しているんです。見た感じはジェットコースターなんだけど、されているマコ当人はたまったもんじゃないでしょう、きっと。マコさん絶叫上げまくりです。慶ちゃんはうーんと楽しそう。このままぼけっと見てていいのかなー、と思ったけど、楽しそうだからぼけっと見ていた。
 ぎゃーぎゃー言っていたマコの反応が次第になくなると、慶ちゃんも振り回した手を止めて、ど~~したマコとか言っています。ど~~した、じゃなくて、意識が飛んじゃったのでは……。
「ウメコ~~。マコ寝ちまった~~」
 慶ちゃんがわたしの方へ寄って来て、こんなことを言う。
「……そう? あの、寝かせたままの方がいいよ……」
「え~~、つまんね~~」
 などと言って、慶ちゃん、マコの両ほっぺたを持って揺さ振っています。……慶ちゃんって力加減知らないのかな……。
 知らなさそうだな……。
「あ、あのね慶ちゃん。しばらくそっとしておいた方が思うな。マコが自力で復活したら、ゆーーっくり遊んだ方がいいと思う」
「そうか~~?」
「うん」
 我ながら力強く頷くと、
「分かった~~」
 と言ってくれた。ちょっとほっとした。
 慶ちゃんは浮き輪にしがみついたままぐったりするマコをじっと見つめる。
 随分、すごく、穏やかな表情をして、いとしげに指でマコのほっぺたを撫でさすり、マコの名を耳元で囁くように連呼する。
 こどもみたいだった。
 ……ずっと見ていたいような気もしたけど、やっぱりその場を離れることにした。浮き輪はプレゼントしようっと。マコ。……風邪を引かないでね……止めなかったわたしを恨まないでね……。

 海岸線へ戻ったわたしの視界には、やっぱりさっきのまま集団でいるみんなの姿が映った。よく見れば男女それぞれに分かれていて、もう着替えもちゃんと済んでいる。
 どうして泳がないのかな。
 ああ、ひょっとして。初めて来た海だから、ちゃんと泳げるか、そもそも入ってもいいきれいな海なのかどうか、半信半疑なのかな? そのへんはばっちり大丈夫なんだけどな、もう太鼓判押しちゃうぞ。
 そう思って。けど、男子の集団ではなく女子の方へ行った。
「みんな、どうしたの? 大丈夫だよ、きれいだし、遠浅だし。ちゃんと泳げます!」
 この通り実践して来たし。我ながらふんぞり返って海自慢をすると、みんなの反応は鈍かった。
 ……どうしたのかな。
 わたしの友人知人たちはこう言ってはなんだけど、ちゃきちゃき娘というか、早い話が頭に血が昇りやすい短気な方々の割合が多い。つまり、暗ーい、とか、陰険ー、とかいうひと達はいない。きっぱりいない。
 けど、今日のみんなは様子がおかしかった。全員下を向いて、暗そうで、なにか言い辛さそうにして、誰もなにも言わない。あの明美ですら。
 わたしは、この通り言うだけ言ったし。首をかしげて、みんなの反応を待った。
 そうしたら。
「あのさ」
 ?
「異様に言いづらいんだけど……」
「ウメコ、さ」
『スタイルよ過ぎ』
「へ?」
 いまなにを言ったのかなーみなさん……
「あんたに初めて会った時は全然思わなかったんだけどさ」
「入院してさー」
「痩せたっしょ?」
「かーなーり」
「でー」
「丁度、衣替えだったじゃん」
「でー」
「なかなかボインなラインがよく分かるっつーか……」
「ムネ、デカ過ぎ」
「他は丁度よく痩せたじゃん」
「なんかさー」
「こー」
「とってもあんたの前にあたしら出られない?」
「うん」
「あんたに、ハイ泳げって言われても……」
「ちょっと……」
『行きづらいんだけど』
『ねー』
 ……。
 え……。
“梅子、胸、大きい……”
 ……。
 あ……。
 わたし、……。
 なにもない、わたし。
 ひとから褒められることのないわたし。
 それってひょっとして、……楽だった?
 誰になに言われても、あんたよりどうせわたしは劣っているんだって、言える?
 言えた。それは楽なことだった。
 あんたの方が勝っているくせに、って思えたから。
 ……きたない根性。
 情け、な……。
「せっかく誘ってもらってなんだけどさ……」
「ちィっと、……泳ぐ気分じゃないっつーか」
「いやさ、別に悪いとかじゃないんだけど……」
「ねー」
「較べられる、っていうか」
 わたしはいままでこんなこと言われたことない。頭悪くて運動神経なくて顔はこの通り、体重言いたくない、それで……。
 なんて言えばいいんだろう、こんなとき。一度も言われたことなかったから分からない。文句言われるのなんていつもだから、苛めなんて全部やり尽くされたからそれの対応ならよく分かる。けどこれ、……なんて言えばいいの。
 気にするな? ……出来たらみんなそんなこと言っていない。
 しょうがないでしょう? ……開き直ってどうするかな。
 じゃあ見ないで? ……わたしさっきから全開で遊んでいた。
「そこまでなら、別にその、……あたしら誘わなくても」
「ねえ」
「彼氏? と一緒でー、の方がいいんじゃない?」
「うん、誰も邪魔しないしさ、もう」
「みんな公認だし」
「あたしら、……帰ろっか」
「だよね……」
 ……。
 なんだかこういうのは久し振り、だった。みんなわたし、ううん、わたしみんなに甘えていた。そう、中学校までこうだった。中学二年までずっとこう。そうしてわたしはひとりだった。別に体型がどうの、じゃなかったけど。おバカで徒競走はいつもビリ、顔はこの通りで誰も相手にしなかった。
 そうか。そういえばわたしは本来そういうひと。なんにもないひとだもの。言い訳してどうするの。
「あの……、ごめん、なさい……呼び、付けて、わたしもう」
 頭を下げようとするわたしの前に、突然すっと現れ全身でわたしの視界を遮ったひとがいた。
「どうしたあんたら最低だな」
 それはまるでどうしたあんたら元気ないな、って言ってもおかしくないくらいいつもの調子。わたし以外の女の子全員に向かってマイペースに言った。
 ぽかんとした。
 あまりのことに思わず、……泣いて……、けど、わたし以外、つまり今は見えないわたしの前には、教室で前の席の人も含まれていて──
「……ッ、ウメコ……!」
 ──あ。
「あーーーーいやいやあのあのうーうーうー、そうだみなさんごめんなさいってご唱和下さいはいせーの!」
『ごめんなさい!!』
 わたしのかけ声にならってみんな一斉に頭を下げる!
「よし! そーだわたしそーよそーよ斉志せーじ、あーらどこに行ったかしらもーわたしの彼氏ったら!! 行って探して来ますっふたりっきりでデートするから邪魔しないでねっではっっっっっっっっっっ!!」
 急いで隣の人の前に出て、言うだけ言ってばびゅーんとその場を逃げました、みなさんノリがよろしくて結構ですっっ!!

八月五日 模試明けの日曜日

 その場に残された女生徒達は全員、世馴れぬ梅子と違って残念ながら普段はお祭り騒ぎが好きな明るいノリの連中であった。ついお子様な梅子にまんまと引っ掛かった彼女達は自分達がいつのまにかこの場を丸くおさめられたと気付くまで、自分達の前に立つマイペース野郎、坂崎の言を待たなくてはならなかった。
「行こうかトーコちゃん」
 坂崎が声を掛けたのは、集団の中程にいた小松柊子だった。
「……え……?」
「せっかく海まで来たんだからさ。泳がないと勿体無いよ」
「え、けど、……でも」
「まさかトーコちゃん、お邪魔虫するの?」
「ま、まさかまさか!」
「じゃ行こうよ」
「……うん……」
 坂崎は柊子の手に指を絡めるとそのまま彼女を海辺へと連れ去った。

 残されたひとりもんの女生徒達はしばらく立ち尽くしたままだった。その状態から一番に気付いたのはタカコ。
「……ひょっとしてあたしらって、……」
「……サイテー?」
「……だ」
「しかもいつの間にか謝っている……」
「あの坂崎っての、小松の、だろ?」
「助け舟……?」
「……だった」
「よね……」
「けどさ……」
「……あたしらこれから、……どうする?」
 問われた明美とて策はない。策と言えばこの人、と思って明美は新たな助け舟を求めた。
「和子ー。どうすんべ」
「謝って……しまったわ。つい」
「だよなあ……」
「おまけに追うの釘さされちまったぜ……」
「絶妙、じゃん……」
「言い返せないよ明美……」
「だなー……」
 次のリアクションの起こし方も分からず全員ぼけっと突っ立っていると、海岸線へらぶらぶ歩きして行った筈の柊子が単身で戻って来た。
「ねえみんな、泳ごうよ」
 それには誰も、答えられなかった。
「いいから、もうウメコちゃん、ああ言ったんだしさ」
 皆、お互いを見ながら遠慮がちである。
「……けどさー……」
「謝ったからもういいだろうって、坂崎君も」
「あー……」
「悪ぃなあ小松……」
「えー、別に、……そりゃ私だって同罪だよ。けどさ、ウメコちゃんこういうの、長く引きずるの好きじゃないよきっと」
「……そりゃあそうだろうけどさ……」
「あたしらの、身の振りようってもんが……」
「謝ったけど、ノリでだぞ……」
「じゃああの二人の邪魔、誰か出来る?」
『無理!』
 皆、大声を合わせた。
「うん、だからさ、とにかくここは精一杯楽しんで、あとでみんなちゃんともう一回いっせーので謝ればって坂崎君が」
「はー……」
「ちゃんと、か」
「うん、そうしよう。こういうのほら、お祭りのノリだって」
「いーのかな……」
 まともな意見を拝聴し各々思考錯誤する。今回最初に気付いたのは管内一の佳い女だった。
「よしみんな! 楽しむとなればあたしの出番! こーすんべ。まずは小松の男の言うとおり泳いで泳いで泳ぎ倒す!」
「あ、あのー……」
「しかる後、ウメコを探し出してビっとワビ入れる! こんなん後回しにするもんじゃねえ!!」
「え、けど邪魔なんていくらなんでも」
「ふっ。さっきはあたしとしたことがウメコなんぞに引っ掛かっちまったが、よく考えてみな。ウメコのことだ、口八丁通りお熱いシーンなんぞかませるわけァねえ! これだけ人数いるとこだぞ!?」
「ちょっとちょっと、甘いよ佐々木さん」
「明美でいいぜ、坂崎の女!」
「いやあの……。とにかくね、相手はあの成田く……成田、だよ。ここにいるみんなは知らないだろうけど、あの私ウメコちゃんと同じクラスなんだけど。成田、……言いづらい……ね、クラス別なのにうちの教室に休憩時間もお昼休みもずっと来て、坂崎君ちの旅館でやっていたみたいなことずっとしていたんだよ」
『本当に~~~!?』
「学校でかよ!?」
 さすがの明美も驚いた。
「本当。成田、……には怖くてこっちのクラス、誰も文句言えないの。その名も“教室攻撃”」
『マジ~~~!?』
「本当だってば! ほんとにスピーチの時ウメコちゃんがいたら絶対やったと思う。ここにいる人達はみんな知っているでしょ、結納しちゃおうなんて人だよ!?」
『……』
「というわけだから、泳ごう。とにかく泳ごう」
「あの大馬鹿者が……いいわ、こうしましょう。まず海を満喫。その後あの二人が姿を見せたなら全員で詫びを入れる。……これでどう?」
「いよっしゃそうすんべ和子!! みんな、異論はねえな!?」
『ないっっっ!!』
「よーしそうと決まれば話は早い、あたし野郎共叩き起こして来るぜ! なにをやっているんだあいつら、来たときからずっと座りっぱなしでよ!」
「あたしらも同じだったって明美」
「ふっ、済んだものは済んだ! あとは野となれ山となれ、行くぜ!!」